実践的な英語力を身に着けるために、英語圏への留学を検討している方は多くいるかと思います。その際、第一言語として英語を用いている国は数多くあるので、渡航先に迷うこともあるでしょう。
今回は、日本からの留学先として特に人気が高い「アメリカ」と「カナダ」の特徴と、それぞれの国へ留学するメリット、デメリットをお伝えしていきます。
《アメリカ》世界中から留学生が集まる先進的な国
「人種のサラダボウル」という言葉がアメリカ合衆国を象徴するものとして知られているように、多種多様な人々が混在して生活を営む国、アメリカ。留学先としても人気で、世界各国から留学生が訪れます。
・メリット
挑戦する人を応援する気風があるアメリカは、教育機関の数が非常に多く、様々な分野においてレベルの高いを教育を受けることができます。IT分野、芸術分野にも強く、それぞれ最先端の技術や技法を学ぶことができます。文化の異なる世界各国の人々とコミュニケーションをとる機会が多いのも魅力です。
・デメリット
多くの留学生が集まる国ではありますが、留学の敷居は高めであると言えます。その理由としてまず挙げられることは、物価の高さと都市部の家賃の高さです。あわせて、滞在する外国人に対して厳密な規約を設けていることも理由の1つです。
《カナダ》留学生も馴染みやすい風土が特徴
カナダも様々な文化圏の人々が混在する国ですが、異なる文化を守り合い共存するという気風があります。そのため、留学生にとっても馴染みやすい国であると言えます。発展した都市部もありつつ、自然の移り変わりを感じることもできるという点も魅力です。
・メリット
イギリス連邦加盟国の1つであり、イギリス英語を受け継いでいるカナダ。同時に英語の発音に関しては、アメリカの影響を強く受けています。英語のスペルにはイギリス式を採用しつつ、発音はアメリカ式なので、癖がなく聞きやすい英語を身に着けることができます。
・デメリット
カナダの冬は日本より長く、また地域によっては気温が－15℃程度となることもあるなど、気象条件はやや厳しいです。生活面に快適さを求めるのであれば、適さない方も多いでしょう。
留学の際の準備について
留学には、様々な手続きが必要です。留学する国が決まった後も、滞在先の確保や引越しの準備などに追われることとなるでしょう。日本から海外に引越す際には、持ち出す荷物に規定がある場合や、複雑な手続きを必要とする場合があります。そのため、一般的には海外引越しを担う引越し業者に依頼をすることが多いです。
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