ファッションの仕事に就きたい!やはり専門学校には通った方が良い?


ファッションの仕事に就きたい!やはり専門学校には通った方が良い?

最終更新日:2022年02月04日

「洋服が好き」「着こなしなどスタイリングを考えるのが好き」「手を動かして物づくりをするのが好き」など、ファッション業界に惹かれる動機は人それぞれ。いずれにせよファッションの仕事に就きたい、と今現在考えている方々は、熱意を持って将来を考えていると思います。

ファッション業界での就業を考えた際、多くの方が「専門学校に進学するか、それとも就職して経験を積むか」と、頭を悩ませるのではないでしょうか。ファッションの仕事の多くは、「この資格がなければ就けない」というものではありません。専門学校で勉強するより、少しでも早く現場に出て直接経験を積みたい、と考える方は多いでしょう。また、専門学校はある程度まとまった学費が必要となりますので、金銭的な理由から進学を躊躇する方も少なくないと思います。

専門学校で学べること

専門学校ではどんなことが学べるのか専門学校によって授業の内容や進め方は異なりますが、一般的に、入学から数ヶ月~1年ほどはファッション全般の基礎を学び、その後学科ごとに、より専門的な内容を学ぶ場合が多いです。服を作る仕事だけでなく、企画や流通に携わる仕事を目指す場合であっても、洋服の構造などの知識は必要となります。

たとえばアパレルブランドの企画や生産管理などの職に就く場合、洋服がどのような工程を経て作られるのかを知っていなければ、自動化できる部分と人の手で行わなければならない部分を判断することは難しいです。また、表面的には見えない部分にどのような材料が使われているのかなども知っておく必要があります。たとえば、柔らかく伸縮性のある素材を使って服を作る時は、縫製の際、また販売後に購入者が洗濯した際に形が崩れないよう、見えない部分に延び止めのテープが使われます。このような、洋服に関する細かい知識を持っていないと、自社ブランドの洋服の企画や流通に携わることは難しいです。

専門学校で得られるのは知識だけでなはない

また、ファッションの専門学校で学ぶことができることは、ファッションに関する知識や技術だけではありません。専門学校には、同じ業界に興味を持った様々な年代の人が集まります。同じように高校から入学する学生もいれば、一度社会に出て再度ファッション業界を志した人など、様々な人が集まってきます。時には、自分とは全く違う感覚の人と出会うこともあるでしょう。また、自分と違う年代の人が「どのような考えで、洋服をとらえているか」を知ることは、ファッション業界で働く上でとても価値があります。同年代、同世代向けの服だけを作り続けるならともかく、より広くファッションに関わっていきたいのなら、買う人の年代、性別に合わせた考え方や感じ方を身に着けていく必要があるからです。アパレル店員として働いて、消費者と関わることでも身に着けることができます。しかし、作る側として様々なファッションのとらえ方をしている方との関わりも非常に大切です。

実際、ファッションの専門学校を卒業した方の多くが、そのような「専門学校内での出会いや繋がり」を、とても貴重な財産であると感じているそうです。専門学校での繋がりが、一生ものになることも少なくありません。それこそ、社会に出てからその繋がりが活かされることもあります。

現場ではなかなか得られない学びがあることも、専門学校の魅力です。そしてファッションを学べる専門学校は数多くありますが、有名なところであればあるほど多くの人が集まり、多様性のある出会いに期待できるでしょう。ファッションの仕事に就きたい、と考えている方は、前向きにファッションの専門学校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。

たとえば、ここで紹介したファッションの専門学校は、学生満足度が約98%です。「好き」を「プロの才能」に変える独自の教育システムを行っています。「プロジェクト・チーム方式」を採用しており、課題によってはグループで学習を行います。専門学校で同じ志を持った学生と協力して課題をこなすため、お互いに刺激を受けるだけでなく、絆も深まっていきます。そういった教育システムを、業界の第一線で活躍していた教師陣から直接指導を受けることができるため、確実な力を身に着けることができますよ。

一生ものの同士に出会えるのが専門学校です。どんな勉強ができるかももちろん大切ですが、どんな人が集まっているのかを実際に見て、行きたい学校を決めることも大切です。